4択試験解法テクニックの基礎7選

しっかり復習しても、あと1問で合格だったのに…という不合格になってしまうことがあります。そんなことにならないように、基礎的な4択試験の解法テクニックを紹介します。これを押さえておけば、確実に2〜3問は正答が増えることでしょう。ほかの択一試験にも応用してください。

1. そもそもの「前提」を確認する

テキスト冒頭の前提をご確認ください。試験問題に前提の説明はありません。ここを思い違いしていると思わぬ落とし穴にはまります。

  1. 国内不動産が前提。海外不動産は対象外です(試験に出ません)。
  2. 貸主は個人。法人の場合は、設問に説明が出ます。
  3. 物件は1棟アパート・マンション。戸建・区分マンションの場合は、設問に説明が出ます。
  4. 物件は居住用。事務所・店舗・駐車場等の場合は、設問に説明が出ます。
  5. 賃貸借契約は普通借家契約。定期借家契約の場合は、設問に説明が出ます。

2. 設問のパターンを押さえる

設問のパターンは2つだけとなります。

  1. 正しいもの…もっとも適切なものを選びなさい。
  2. 誤っているもの…もっとも不適切なものを選びなさい。

まず、問題を読むときは、どちらを問うものなのか意識して確認しましょう。疲れてくると、うっかり勘違いしてしまったり「あれ?どっちだっけ?」と読み返して時間をムダにしがちです。

3. 4択の特有の「クセ」を見極める

4択のうち、まぎらわしい選択肢は、そのどちらかが正答の可能性が高いと言えます。問題作成者の心理
を読んで解答しましょう。

4. 特殊用語「必ず」「全て」などのある選択肢は正解ではない可能性が高い

たいていのことには例外があります。ですので、絶対表現ができることは稀となります。

5. あまりに特別な例外事項は無視する

例外にも例外があります。もし、あなたが特定の分野に高度な知識や経験をお持ちですと、逆に不正解を選びやすくなります。その場合はテキストの記載を思い出してください。そこまでの例外の例外についてまで記載はないはずです。

6. わからない問題でもどれかは選択しておく

100%正解する必要はありません。制限時間内で正答率70%以上になれば良いのです。そうしますと、一つの問題にこだわりすぎて時間をムダにすることはありません。取り急ぎ、どれか1つ選んでおきます。後で、見直すことができる試験システムになっていますので、時間が余れば見直しましょう。

7. 手戻りしない。

最初に選んだ選択肢が正答となることが多いものです。答えを変えるのは、よほど確信があるときだけにしましょう。

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