不動産実務検定は、民間資格です。2008年に設立された一般財団法人日本不動産コミュニティーが認定しています。怪しいか詐欺かどうかは、ご自身の目でお確かめ下さい。私は設立メンバーの1人なので、何を言っても説得力がありません(笑)。
民間資格と言うと、どうしても格が落ちる印象があります。致し方ありません。
その一方で「目的」に着目してほしいと思います。あなたの資格取得の目的は何でしょうか?
就職? 転職? キャリアアップ? 資格手当? そうであれば国家資格一択です。
もし、あなたや家族の不動産を上手に活用していく知識を学びたい、悪徳不動産会社や専門家やコンサルタントの餌食になりたくない…というのであれば、不動産実務検定を自信を持ってオススメできます。
なぜなら、不動産実務検定そのものが「あなたや家族の不動産」を主体としているから。一方で国家資格は「顧客の不動産」が主体です。それも「活用する」ためではなく、消費者保護のルール(宅地建物取引業法)を守るための現場責任者の位置づけなのです。
確かに、消費者保護のルールを守ってくれれば、あなたや家族は詐欺に遭うようなことはないでしょう。ですが、それは不動産会社として当然のこと。山の標高で言ったらゼロです。まだ登ってさえいない場所です。あなたが望んでいるのは、もっと上のほうですよね。
頂上に登るお供は不動産実務検定で、どうぞ。